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2011.04.30 23:53
日本の刺青と英国王室―明治期から第一次世界大戦まで日本の刺青と英国王室―明治期から第一次世界大戦まで
(2010/12/22)
小山 騰

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 イレズミ、と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
 アウトローの象徴? やくざものの証?
 大方はそんな負のイメージではないだろうか。
 そんな日本の刺青が、かつてイギリス王室を始めとする欧米の上流階級の間でもてはやされ大流行していた時代があった。
 今となってはちょっと信じがたい、そんな時に埋もれかけた歴史を丁寧に掘り起こしているのが本書。偏見を持ちがちな日本の近代刺青の、意外な歴史です。

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テーマ:ブックレビュー
ジャンル:本・雑誌

2011.04.27 23:49

 名曲の誕生と奴隷制度と闘った男の生きざまを綴った映画「アメイジング・グレイス」観てきました。

Story>18世紀末イギリス。奴隷貿易の悲惨さに心を痛める若きトーリー党議員ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は、志を同じくするウィリアム・ピット(ベネディクト・カンバーバッチ)と共に奴隷制度廃止を目指す。予想以上の苦戦を強いられやがて心労に陥る彼を支えたのは、師と仰ぐもと奴隷船長ジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)の作曲した「アメイジング・グレイス」だった。

 何となく熱い感じの(どんなのだ)歴史映画かな、と思っていたら、予想以上に心に迫る名画でした。

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2011.04.26 23:50
チェルノブイリ原発事故 (クリスタ・ヴォルフ選集)チェルノブイリ原発事故 (クリスタ・ヴォルフ選集)
(1997/08)
クリスタ ヴォルフ

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 …あれ、なんだかけっこうな期間放置してましたね。。
 仕事が忙しかったのもあるんですが(震災で少なからずダメージのあったウチの業界も、漸う回復の兆しです^^)、この本の感想をまとめるのに、予想以上に手間取ったためでもあります。
 チェルノブイリ原発事故発生からわずか3ヶ月で書かれた本書は、あの事故のドキュメンタリーではありません。未曽有の原発事故に至るまでの人間の文化を、著者と思しきある女性が内省するという体裁の小説で、だから事故そのものについて書かれているわけではないです。
 けれども著者ヴォルフは、先端の科学技術の恩恵を享受すると同時に、それがもたらす恐怖に晒される現代社会がはらむ問題を鋭く突きつけており、その問題は今現在も問われているのだと思いました。

 以下、本書の感想と、福島第一原発事故について少々書きました。
 奇しくもチェルノブイリ原発事故からちょうど25年。ちょっと長いですが、興味のある方はお付き合い下さい。

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2011.04.12 23:18
夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)
(2011/02/04)
カズオ イシグロ

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 カズオ・イシグロの書き下ろし短篇小説集が、早くも文庫版で登場です。
 音楽をテーマにした「老歌手」「降っても晴れても」「モールバンヒルズ」「夜想曲」「チェリスト」の5編を収録。
 予想以上にユーモアに溢れていて面白かったです。

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2011.04.10 16:55
 昨日紹介した「『絵のある』岩波文庫」に触発されて、個人的にお気入りの、挿し絵や図版の素敵な岩波文庫を集めてみました(笑)。
 本で大きく取り上げられているものはなるべく外して、それ以外のものを選んでみました。
 題して夜長姫の「絵のある」岩波文庫セレクション☆
 例によって、ヘンな偏りがあるでしょうが(笑)、興味のある方はどうぞ☆

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2011.04.09 23:57
「絵のある」岩波文庫への招待「絵のある」岩波文庫への招待
(2011/02/09)
坂崎重盛

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 岩波文庫の中の、挿し絵や図版のあるものを紹介した一冊。
 岩波文庫について書かれた本だが岩波書店からではなく芸術新聞社から出ているので、宣伝本じゃありません。純粋に著者の「絵のある」岩波文庫への愛情のこもった本。
 そして、お固いイメージを抱きがちな岩波文庫への印象をがらりと変えてくれる本です。

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2011.04.08 23:28

 カズオ・イシグロ原作の映画「わたしを離さないで」観てきました。

Story> 外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、普通の人とは違う「特別な存在」として育ってきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。しかし彼らには、残酷な運命が待ち受けていた。

 SFというよりは、命という重い問題を突きつけてくる深い作品。原作の持つ雰囲気を損なうことなく映像化されています。

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2011.04.04 19:44

 ファンタジー大作「ナルニア国物語」の第3章、「アスラン王と魔法の島」を観てきました。

Story> ペべンシー家の下のふたりの兄妹エドマンド(スキャンダー・ケインズ)とルーシー(ジョージー・ヘンリー)は、大嫌いな従兄のユースチス(ウィル・ポールター)の家に預けられる。兄妹はあるとき、壁に掛かった帆船ドーン・トレダー号の絵の中に吸い込まれ、ユースチスと共にナルニアの国へ。兄妹はカスピアン王子(ベン・バーンズ)とネズミ戦士のリープチープと再会を果たし、ナルニアの東の果てへと再び冒険の旅に出ることになるが、行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。

 イギリスの児童文学家C・S・ルイスの名作の映画化第三弾。今回は「オデュッセイア」さながらの海洋ファンタジーです。

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2011.04.03 22:17
ザ・求人欄ザ・求人欄
(2011/02/26)
求人欄研究会

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 昭和3(1928)年から昭和39(1964)年までの、読売新聞と報知新聞に掲載されていた求人広告を年別に厳選した一冊。
 その中の興味深いものを個別に取り上げ説明・コメントが掲載されており、更には年ごとのュースや流行などの記載もあって、当時の時代の雰囲気も掴みやすくて面白いです。

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2011.04.01 23:36
少女外道少女外道
(2010/05)
皆川 博子

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 戦中戦後の少年少女の歪んだ想いや目覚め始めた性への関心など、そこから生じる思春期特有の残酷さが描かれた、まさに珠玉の、というべき短篇集。
 表題作「少女外道」の他、「巻鶴トサカの一周間」「隠り沼の」「有翼日輪」「標本箱」「アンティゴネ」「祝祭」の7編を収録。ああもう何だかタイトルを見ているだけで酩酊を覚えてしまいそう。というか、覚えました。
 色々惹かれる作品の多い作家さんなのに、実はこれが初読みだったりします。

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夜長姫

Author:夜長姫
お立ち寄りいただきありがとうございます。
本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
拍手、コメントなど頂ければとても嬉しいです。
※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

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