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2011.08.26 23:48
 ちょっと前に、ジャック・タチの幻の脚本をシルヴァン・ショメ監督がアニメーション映画化した「イリュージョニスト」観てきました。

Story> ロックやTVが世界を席捲し、時代が激変しつつある1950年代のパリ。時代遅れのマジックを披露する老手品師タチシェフは、かつての人気をすっかり失い、場末のバーでドサまわりの日々。ある日スコットランドの離島に流れ着いた彼は、やっと電気が開通したばかりの片田舎のバーで、貧しい少女アリスと出会う。手品師のことを何でも願いを叶えてくれる“魔法使い”と信じ、島を離れるタチシェフを追うアリス。そして、彼女に生き別れた娘の面影を探すタチシェフ。やがて2人は言葉が通じないながらも、エジンバラの片隅で一緒に暮らし始めるが……。

 長編デビュー作「ベルヴィル・ランデブー」(2003)でシルヴァン・ショメ監督に惚れ込んで、以来まだかまだかと待っていた新作、ようやく観ることができました!
 ノスタルジー溢れる映像美と、ジャック・タチへのオマージュに満ちた心に沁みる作品でした。

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テーマ:映画レビュー
ジャンル:映画

2011.08.25 23:41
春駒日記 吉原花魁の日々 (朝日文庫)春駒日記 吉原花魁の日々 (朝日文庫)
(2010/11/05)
森 光子

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 「吉原花魁日記」に続く元娼妓の著者(同名の女優さんとは別人です)による手記。1927(昭和2)年、文化生活研究会より刊行されたもので、約80年ぶりの復刻です。
 タイトルには「日記」とありますが、前回のような日記形式ではありません。吉原での日々が、同朋や客たちのこと、病気をした時のことなど前回は触れられていなかったエピソードごとに書かれています。
 また、婦人雑誌に掲載された記事や著者の同輩で彼女に続いて吉原を脱出した娼妓・千代駒が著者に宛てた書簡、そして著者について報道された当時の新聞記事や当時の吉原の地図などの資料も収録されています。

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テーマ:読書感想
ジャンル:本・雑誌

2011.08.15 17:48
吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)
(2010/01/08)
森 光子

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 こうの史代さんのカバーイラストが目を引く本書は、1924(大正13)年に19歳で吉原に売られた著者(同名の女優さんとは別人です)が花魁・春駒として送った日々と吉原からの脱出までを綴った日記。1926(大正15)年に文化生活研究会から刊行されたものの復刊です。
 吉原や遊女関連の本は数多くあれど、そこで身を売っていた娼妓の残した記録はまるでない中で、この著作の復刊は貴重です。

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テーマ:ブックレビュー
ジャンル:本・雑誌

2011.08.14 23:54
髪を切ってベルリンを駆ける!―ワイマール共和国のモダンガール (Ferris Books (17))髪を切ってベルリンを駆ける!――ワイマール共和国のモダンガール (Ferris Books (17))
(2010/09/10)
田丸 理砂

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 第一次大戦後のワイマール共和国時代(1919~1933)のベルリンに登場し街を闊歩した「モダンガール」たちの姿を、当時の女性作家たちは文学作品でどう描いたのか。
 20年代世界中の都市に出現したモダンガールの姿を、当時最先端をいっていた都市ベルリンに絞って追っていくと同時に、日本では殆ど知られていない当時のドイツの女性作家たちの作品を知る貴重な一冊でもありました。

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テーマ:ブックレビュー
ジャンル:本・雑誌

2011.08.11 23:52
バービーと私―着せ替えドレスを作り続けた半生記バービーと私―着せ替えドレスを作り続けた半生記
(2011/04)
宮塚 文子

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 アメリカのファッションドール、バービーが、実は日本で誕生していたことをご存知だろうか?
 本書はその誕生からバービーに関わり続けた宮塚文子の半生記。
 誕生秘話やカラーページに収められたファースト・バービーのドレスコレクション、バービーを通して見る開発当時の日本のメーカーや工場事情などなど、ファンはもちろんそうではない人にも興味深い内容になっています。

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テーマ:ブックレビュー
ジャンル:本・雑誌

2011.08.09 23:57
マリー・アントワネットの宮廷画家―ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯マリー・アントワネットの宮廷画家―ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯
(2011/02/04)
石井 美樹子

商品詳細を見る

 王妃マリー・アントワネットの肖像画家として知られるルイーズ・ヴィジェ・ルブラン((Marie Élisabeth-Louise Vigée Le Brun:1755~1842)の本邦初の評伝。
 王妃はじめ多くの貴族たちを描いた革命前夜からフランス革命を生き抜き、その後はヨーロッパ各地を放浪したその遍歴は、まるであの激動の時代を体現しているようです。

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テーマ:ブックレビュー
ジャンル:本・雑誌

2011.08.07 23:10
映画「100,000年後の安全」
 少し前に、放射性廃棄物処理施設の恒久的安全についてのドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」を観てきました。

Story>  フィンランドで世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決まった。廃棄物が一定量に達すると封鎖し、10万年間保持されるように設計されるという。しかし、誰がそれを保証できるのか? 未来の人々へ、その場の危険性を警告できる方法はあるのか? マイケル・マドセン監督自ら施設に潜入し、未来の安全性について問いかけたドキュメンタリー。

 原発あるいは原子力そのものにつてではなく、原発を利用すれば必ず出てくる高レベル放射性廃棄物の処理施設について、そしてその永久的安全を如何に守るのかを問いかけたドキュメンタリーです。原発政策について考えたいという方にはちょっと違うかもしれませんが、原発の危険性同様決して見過ごしてはいけない問題を扱った作品です。

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ジャンル:映画

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夜長姫

Author:夜長姫
お立ち寄りいただきありがとうございます。
本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
拍手、コメントなど頂ければとても嬉しいです。
※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

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