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赤ずきん

2011.06.23 23:51

 お馴染みの童話のヒロインの成長した姿を描いたファンタジー映画「赤ずきん」観てきました。

Story> 赤ずきんことヴァレリー(アマンダ・セイフライド)は樵のピーター(シャイロー・フェルナンデス)と想い合っていたが、鍛冶屋のヘンリー(マックス・アイアンズ)との婚約を親が勝手に決めてしまう。ある満月の夜、ヴァレリーの姉が狼に惨殺される。魔物ハンターのソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)は、これはただの狼ではなく人狼のしわざで、その人狼はこの村の誰かだと宣告し……。

 これまでの経験上、童話がモチーフの映画はハズレばかりなのでこれも微妙かも…と思っていたんですが(笑)、けっこう面白かったです。
 赤ずきんと人狼伝説と魔女狩りを足したようなファンタジーサスペンス映画です。
 中世ヨーロッパの深い森の中にある小さな村村で育ったヴァレリーは、美しくて好奇心の強い女の子。幼い頃から森の中で一緒に遊んでいた樵のピーターと想い合っているが、財産のない彼と一緒になることを許さないヴァレリーの母親が、鍛冶屋の息子ヘンリーと娘の婚約を進めてしまう。ヴァレリーとピーターは村から逃げることを考えますが、そんな折、ヴァレリーの姉が狼に惨殺されてしまう。
 森の中にあるこの村は狼に襲われることも多く、村人は満月のたびに家畜を生け贄として狼に捧げてきた。けれども新たな犠牲者が出たことで、憤った村人たちは狼狩りを決行する。
 狼は狩られた。けれども魔物ハンターのソロモン神父が、これは狼ではなく人狼の仕業だと宣告、更にはその人狼は村人の中にいると言い人狼探しを開始。
 人狼が村を襲った。その力は強力で、ソロモン神父も歯がたたない。逃げ惑う人々の中にいたヴァレリーは人狼に追い詰められるが、何故か人狼の言葉を理解してしまう。
 ―自分と一緒に行こう
 人狼が語りかけてきた言葉は、かつてピーターが彼女に告げた言葉と同じもの。人狼の正体はまさかピーターなのかと疑い始めるヴァレリー。ところが、人狼の言葉を理解した魔女としてソロモン神父が彼女を捕えてしまい…。

 というお話で、その後は村を襲う人狼とのバトル、そして人狼とは誰なのかという半分スリラーみたいな展開を見せていきます。
 「赤ずきん」というタイトルですが、主人公のヴァレリーが村のはずれに住む祖母からもらった赤い頭巾を身に着けている、というだけで、お話そのものはグリム童話でお馴染みの「赤ずきん」とは大分異なります。
 それよりも人狼の方が全面に出ており、そこにヴァレリーとピーター、そしてヘンリーの三角関係が絡んでくる、という感じ。
 「赤ずきん」だし少女の恋が絡むし、ありがちな少女の性への目覚めや恐怖みたいなものを描いているのかな、と思ったら、そういうお約束的な展開ではなかったのが新鮮でした。単純に「狼=少女をたぶらかす男」じゃないところがいいというか。
 なので、そういう如何にも「赤ずきん」なものを求めて観に行くと、多分けっこうな肩透かし(笑)。
 そして全体通じて中世的な雰囲気というよりは、美しい映像や音楽も含めて現代版ゴシックという感じ。出てくる人たちの考え方や振る舞いも、今っぽいです。そういうところも含めて、これはファンタジー映画なんだなぁと感じました。

 人狼の正体ですが、観ていない人のためにも詳しくは言いませんが、「あの人」ならヴァレリーの姉が殺されたこともヴァレリーが人狼の言葉を理解できたことも祖母が怪しく見えたことも全て納得が行きます。
 ラストはちょっと切ない。単純なハッピーエンドではないです。

 冒頭やエンドロールの空撮した雪の森の景色は目を瞠る美しさ。あれで一気にあの世界に入り込めました。
 そして、ヴァレリー役のアマンダ・セイフライドの醸し出す不思議な魅力が、すごく素敵でした。彼女が出ているもうひとつの映画「クロエ」も観たいなぁと思いました。
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夜長姫

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本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
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※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

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