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テンペスト

2011.07.15 23:35
映画「テンペスト」 シェイクスピアの最後の名作を映画化した「テンペスト」観てきました。

Story> ナポリ王アロンゾー(ヴィッド・ストラザーン)、ミラノ大公アントーニオ(クリス・クーパー)らを乗せた船が嵐に遭い、絶海の孤島に漂着する。その島には12年前弟アントーニオの陰謀で大公の地位を追われ追放されたプロスペラ(レン・ミレン)と娘ミランダ(フェリシティ・ジョーンズ)が暮らしていた。実は、船を襲った嵐は復讐を目論むプロスペラが手下の妖精エアリエル(ベン・ウィショー)を使って起こしたものだった。

 今年で誕生400周年を迎える作品の実写化でもありましたし期待していたんですが、全体的に中途半端な印象なのが残念。
 ミラノ王プロスペローを女王プロスペラに置き換えられている他は、シェイクスピア劇のままの内容。
 そしてそのシェイクスピア劇をのまま映画にしてしまったような印象の作品です。
 本来のシェイクスピア劇は生の舞台で演じられたものなのでそれでなら映えるんでしょうが、それをそのまま映画に持ってきても嘘臭く見えてしまって良さが全然生きてこないんですよ。映画ならではのCGを駆使した画面で、登場人物がシェイクスピア劇からそのまま移したセリフを長々と喋るのを見ていると、ものすごい違和感で。。
 生の演劇は、役者の仕草やセリフが作り物の世界を本物に変えてしまうようなところに醍醐味がある。映画で聞くと仰々しいセリフも舞台では引き立つものです。対して映画はすでに本物や本物っぽいCG画像の溢れた映像の中で物語が展開していくので、生の舞台のようにその世界を「本物らしく」見せる行為が、逆にあだになってしまうんじゃないんでしょうか。
 この映画を見ていたら、そう思いました。

 いろいろな解釈の仕様がある「テンペスト」を映画化するなら、もっと他に作りようがあったはず。
 プロスペローを女性にしたことにもあまり必然性は感じられません。女性にしたことで何かが劇的に違う「テンペスト」を見られるのではと期待したのですが、レン・ミレンの迫力が凄い、それだけです。

 映像や衣装はきれいです。プロスペラが魔法を使うとことか妖精エアリエルの場面は幻想的で、「テンペスト」の不思議な世界をうまく出していると思います。
 良かったのはそのくらいかもしれません。。
 なんだか今までになく辛口になってしまいましたが、もうちょっとさじ加減を変えなら面白くなったかもしれないのに、いろいろと残念な映画でした。
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夜長姫

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本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
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本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
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