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シャンハイ

2011.09.11 22:57
映画「シャンハイ」 米中合作の「シャンハイ」観てきました。

Story> 1941年、アメリカ諜報部員のポール(ジョン・キューザック)は、太平洋戦争勃発前の不穏な空気が漂う上海の地を踏む。彼は親友の死の真相究明のためやって来たが、やがて中国とアメリカ、そして日本を取り巻く巨大な陰謀の真相に迫っていく。ポールの周りには、常に彼を執拗に追い回す日本人将校タナカ(渡辺謙)らの存在があり……。

 太平洋戦争勃発前夜の混沌とした上海を舞台に繰り広げられるサスペンスタッチの映画かと思いきや、テーマは「男女の愛」という実はロマンス映画な作品でした。
 豪華キャストが最大の見所!
 1941年、太平洋戦争勃発前夜の上海。アメリカ諜報部員のポールは暗殺されたらしい仕事仲間であり親友のコナー(ジェフリー・ディーン・モーガン)の死の真相を探るために上海にやってきます。
 調べるうち、コナーの死にはスミコ(菊地凛子)という日本人女性が関わっているらしいことが分かる。けれどもそのスミコは、上海で大きな影響力を持つ日本人将校タナカ(渡辺謙)の愛人でもあり、タナカもまた、行方をくらましたスミコを追っている。
 そしてそのスミコの居場所を知るのは、上海の実力者アンソニー(チョウ・ユンファ)の妻で、実は抗日レジスタンスというもう一つの顔を持つアンナ(コン・リー)。捜査上でアンナと知り合ったポールは、カジノで出会った初めから彼女に魅了されていきます。
 けれどもアンソニーとアンナを疑うタナカの手が、彼らとポールに伸びてきて…。
 
 物語のキーパーソンとなるのはアンナとスミコのふたりの女性。そして、極悪非道かとおもいきや出てくる男がみなロマンチスト。それがこの映画の根幹ですね。
 妖しい魅力満点の魔都上海を舞台に各国の諜報機関が暗躍するサスペンス映画だと思って観ていたら、結局テーマは「男と女の愛」という…(笑)。
 その愛の面でも、結局誰ひとりとして幸せな結末は迎えていないんですね。あまり書くとネタバレになるので誰と誰がとは言いませんが、ラストで上海を離れるあのふたりも、その後は結局お互いの道を行っていてふたりで幸せに暮らしましたとさ、な終わり方はしていない。
 いろいろ突っ込みどころはありますが、終盤、国家のためとかではない、それぞれの信念のまま行動していく登場人物たちそれぞれの姿にいろいろ感じるものはありました。

 国内では出演している日本人俳優ばかりがクローズアップされてますが(いや、渡辺謙の存在感は凄いですよ)、コン・リーとチョウ・ユンファが素晴らしいです。二人のあの結末になお…かもしれません。チョウ・ユンファの侠気がたまらない。
 そしてコン・リーはただひたすら美しいです。彼女の魅力が上海の魅力と言ってもいいくらい。ぶっちゃけ彼女を鑑賞するだけでもこの映画見る価値あります(笑)。カジノでの登場シーンの妖艶なチャイナドレス姿もいいんですが、ポールと昼中に買い物に出かけた時のナチュラルな感じが透明感あってステキでした。不思議といつまでも出てきた頃の純な感じのある女優さんだと思います。
 そんな中で主役のジョン・キューザックは、コン・リーやチョウ・ユンファ、そして渡辺謙らアジア勢にすっかり喰われてました。正直、もともと地味というか印象に残りにくい俳優さんだなあと思っていたのもあって(ファンの方すみません;)、そう見えても仕方が無いのかなぁという感じ。
 というかむしろ、それを狙ってのキャスティングか? もっと存在感あるかっこいいハリウッドスターが起用されていたらその分魔都上海の魅力も半減していたのかも。

 あと、この手のハリウッド作品に時代考証の正確さを求めるのはナンセンスというもの。それをいちいちつついいていたら、大半の映画なんて楽しめないものばかりじゃないですかっ(笑)。
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夜長姫

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本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
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※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

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