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木村聡 「赤線奇譚」

2010.11.19 23:14
赤線奇譚赤線奇譚
(2010/11/18)
木村 聡

商品詳細を見る

 遊郭・赤線関連の著作で知られる木村聡氏の初の写真集。
 「赤線跡を歩く」シリーズで取材した全国各地に残る赤線後の建物・町並み・日常風景が収められています。
 しかも嬉しいことにフルカラー。なので、この手の物件を彩る華やかだけれどどこかもの哀しいステンドグラスやタイルをじっくり味わうことが出来ます。
 巻末に撮影地、撮影日時、ページ、簡単な説明など写真のクレジットがまとめて掲載されていますが、本書は基本的に写真だけ、その掲載順序も日時や地域ごとに分けられるでもなくランダムで、おまけにページ数の記載がありません。だから、最初のページを開いてここがいつの何処なのか情報のないまま最後の写真にたどり着く。まるで時間も場所も飛び越えた赤線跡の迷宮にはまり込んだような気分になります。まぁ、よく見れば「墨田三丁目」だとか「茨城いすゞ」など推測の手立てになる情報はあるんですけれど(笑)、消えゆく/消えてしまった赤線跡の、タイトル通り「奇譚」が見られます。
 90年代後半~2000年代半ばくらいに撮られたものが多いですが、カバーに使われている京都・五番町の旧石梅楼のように、もう既に無くなっているものも多いとのこと。それを思うと、資料としても貴重なものになりそうです。
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ジャンル:本・雑誌

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夜長姫

Author:夜長姫
お立ち寄りいただきありがとうございます。
本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
拍手、コメントなど頂ければとても嬉しいです。
※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

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