スポンサーサイト

--.--.-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ザ・求人欄

2011.04.03 22:17
ザ・求人欄ザ・求人欄
(2011/02/26)
求人欄研究会

商品詳細を見る

 昭和3(1928)年から昭和39(1964)年までの、読売新聞と報知新聞に掲載されていた求人広告を年別に厳選した一冊。
 その中の興味深いものを個別に取り上げ説明・コメントが掲載されており、更には年ごとのュースや流行などの記載もあって、当時の時代の雰囲気も掴みやすくて面白いです。
 昭和3年からなのは、両紙の求人欄が充実してくるのがこの年からだから。そして求人欄の縮小した動乱期の昭和17(1942)年から昭和27(1952)年までは、戦中・戦後という括りでまとめられています。そこから、東京オリンピック開催年の昭和39(1964)年まで。時代は変わったなぁと思うことしきりでした。

 眺めていて興味深いのは、やはり戦前のものですね。
 女中とか乳母とか小間使いとかタイピストとか女給とか筆生とか、もはや戦前が舞台の映画や小説でしかお目にかかれない職種がフツーに求められていたり、美容師が髪結いだったり営業員が外交員だったりと、時代を感じさせます。まだ横文字が珍しかった時代、カタカナ表記だけでもおしゃれで時代の最先端を行っていたんだろう当時の雰囲気とか、まだまだ和装の時代だったんだなと思わせる求人も多いです。
 それらに混じって「求妻」など求縁の募集記事もちらほら。中には個人で男娼を募集(!)している記事もあり、しかも個人名ではなく勤め先と思われる社名で出していたりして大丈夫なのかとヘンな心配をしてしまいました(笑)。いいんですかねー。

 このほかダットサン運転手、青バス車掌、ラビットスクーター、ロシアケーキなどなど、マニアには嬉しい単語もちらほら出てきます。
 
 活字が大きくないのと、古い印刷物のために字が潰れていたりしているために若干読みにくいきらいはありますが、こういうネタのお好きな方、あるいは当時の風俗や文化に興味のある方は楽しめると思います。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:ブックレビュー
ジャンル:本・雑誌

コメント

非公開コメント

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
About me

夜長姫

Author:夜長姫
お立ち寄りいただきありがとうございます。
本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
拍手、コメントなど頂ければとても嬉しいです。
※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

Category

CategoricTag

Comment

Recent entries

Search

Link

RSS

Archive

Mail Form

質問等ございましたらこちらからどうぞ

名前
メール
件名
本文

Counter

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。