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ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島

2011.04.04 19:44

 ファンタジー大作「ナルニア国物語」の第3章、「アスラン王と魔法の島」を観てきました。

Story> ペべンシー家の下のふたりの兄妹エドマンド(スキャンダー・ケインズ)とルーシー(ジョージー・ヘンリー)は、大嫌いな従兄のユースチス(ウィル・ポールター)の家に預けられる。兄妹はあるとき、壁に掛かった帆船ドーン・トレダー号の絵の中に吸い込まれ、ユースチスと共にナルニアの国へ。兄妹はカスピアン王子(ベン・バーンズ)とネズミ戦士のリープチープと再会を果たし、ナルニアの東の果てへと再び冒険の旅に出ることになるが、行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。

 イギリスの児童文学家C・S・ルイスの名作の映画化第三弾。今回は「オデュッセイア」さながらの海洋ファンタジーです。
 今回、ペベンシー兄妹の上のふたり、ピーターとスーザンは(直接的には)登場しません。大人に成長したふたりはナルニアから卒業した、ということでしょう。なので、下のふたり、エドマンドとルーシー、そして兄妹の従兄のユースチス、彼らがナルニアに入り込みます。 
 今回の舞台は海。大海原で繰り広げられる冒険の数々は、それこそ「オデュッセイア」さながらの面白さでした。大半が船での冒険なので、今までのものに比べると派手さに欠けるという意見もちらほら聞きますが、海蛇との戦いなど海洋ファンタジーならではのものもあり、これはこれで楽しかったです。

 ところでこの作品の見所は、目を見張るファンタジーの世界やアクションシーンはもちろんですが、ナルニアに迷いこんでしまった子供たちの葛藤やその先にある成長がちゃんと描かれているところじゃないでしょうか。
 今回も、エドマンドの年上のものに対する劣等感や、ルーシーの姉スーザンへの羨望など、物語と上手く絡ませるかたちで描かれています。特に、前回よりも大人びて、より「お年頃」になったルーシーの感情は、ちょっと意外で、けれども女の子なら誰でも分かるものだな、と思いました。
 今回初登場のユースチスのひねくれ者っぷりや、その後彼の身に起こる災厄(ネタバレになるので詳しくは書きません)、そしてリープチープとの啀み合いの末の友情なども上手いですね。彼は今後ナルニアを卒業したペベンシー兄妹に変わって物語に関わってくるようですし、楽しみです。
 こういう、キャラクターの作り込みの細やかさが、この作品をただのお子様向けのファンタジーにしていないんだと思います。

 私はこの年まで「ナルニアに物語」を読んでいないので分からないんですが、原作もこういう感じなんでしょうかね? 読めばいいのでは? と思いつつ、こういうのは原作を読んでから見たら楽しさが半減するのが常なので、全編映画化してから読む予定です。…そのころには一体幾つになっているんだろうか。。

 ただ、監督が変わったのは仕方がないにしても、音楽は変えてほしくなかったなー。
 個人的にハリー・グレッグソン=ウィリアムズのあの不思議な感じが大好きだったので、これといって特徴のない(ゴメンナサイ)今回のデヴィッド・アーノルドにはがっかりでした。
 「ロード・オブ・ザ・リング」もそれより更に長い「ハリー・ポッター」シリーズも、全編テーマ楽曲は変わらなかったはず。映画音楽って大事ですよ。

 あと、これはナルニアに関係ないんですが、字幕版も2D上映してほしい…。
 料金のこともあるし、もうわざわざ3Dじゃなくてもいいや、と思っているんですが(苦笑)。字幕で3Dだと、ヘンに字幕が気になって、イマイチ感が拭えないです。眼鏡の上に3D眼鏡かけてるからでしょうかね?興行側は3D集客に躍起になってるんだろうけれど、もうちょっと観る側のことも考えてほしいかも。
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テーマ:映画レビュー
ジャンル:映画

コメント

お邪魔させていただきます^^

ナルニア!
観ようと思ってたのに忘れてました…(-"-)
確かこの3作目ってオリジナルなんですよね

3D、目が疲れます…
私も2Dがいいです

突然ですが、相互リンクいたしませんか?

Re: タイトルなし

> 塩枝さま

はじめまして! コメントありがとうございます。

このナルニアってオリジナルだったんですか!
字幕は3Dしか無いーー、とそればかり気にして、
作品の前情報ぜんぜん拾わずに観に行ったのでi-202初めて知りましたi-229

>相互リンク

大歓迎です!
というか、こんなへっぽこブログで宜しければ、
ぜひぜひお願い致します☆

ありがとうございます^^

Re: タイトルなし

> 塩枝さま

いえいえ、こちらこそ!
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本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
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本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
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