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ファンタスティックMr.FOX

2011.05.16 21:07
映画「ファンタスティックMr.FOX」 ウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメ映画「ファンタスティックMr.FOX」観てきました。

Story> 妻ギツネ(声・メリル・ストリープ)の妊娠を機に泥棒稼業から足を洗ったMr.FOX(声・ジョージ・クルーニー)。その後、息子アッシュ(声・ジェイソン・シュワルツマン)が誕生して、親子3人穴ぐらでの安定した生活をしていたが、もっといい生活をしようと丘の上の大木の家に引っ越す。新しい家の近くには意地の悪い3人の農場主が住んでいて、Mr.FOXは彼らの家に盗みに入ることを思いつく。ところが大事な家畜や食べ物を盗まれた農場主たちは大激怒、キツネを追い込むことに。ピンチに立たされたMr.FOX一家と仲間たちは結束し、穴を掘って逃げようとするが…。

 「チャーリーとチョコレート工場」の原作者として知られるロアルド・ダールの児童文学「すばらしき父さん狐」を、ウェス・アンダーソン監督がストップモーション・アニメで映画化。
 登場する人形たちが、どれもめちゃくちゃかわいいです! 人形アニメーションやかわいいもの好きな人はもちろん、誰もにおすすめしたいステキな映画でした。
 子どもができたことで泥棒稼業から足を洗ったMr.FOX。その後は穴ぐらで安定した生活をするも、さらにいい生活を求めて丘の木の上に引っ越そうとする。ところがアナグマの弁護士バジャー(声・ビル・マーレイ)はこれに大反対。丘のむこうに養鶏場、ガチョウの飼育場、りんご農園をそれぞれ経営する意地の悪い3人の農場主が住んでいるからだ。でもそんな忠告など耳にも入れずMr.FOXは丘の木の上の家を購入。
 快適な生活をしていくうち今度は野生の本能が目覚めて、相棒の農場主たちのところに盗みに入るようになる。ハラハラドキドキの潜入の末、戦利品を得るのが止められなくなるなるのだった。
 とこが農場主たちがキレた!
 彼らは天敵Mr.FOXを捕獲しようと動き出す。
 奴ら、ほんと容赦無いですよ(苦笑)。あの手この手で攻めて来る。まずはMr.FOXの住む丘の木の下をブルドーザーで掘り返す。これに対してMr.FOXと仲間たちは穴を掘って物凄い速さで逃げる。ブルドーザーでは埒があかないと思うや次は爆弾で丘を爆破。それで駄目なら穴にりんご酒を流しこみ「水攻め」。
 人間の営みを妨げる「悪さ」をするキツネと分かっていても、つい、農業主たちではなくMr.FOXたちを応援してしまいます(笑)。だってそれが野生に生きるキツネの本能ですから。
 そしてそれは、単に動物パペットたちがかわいいからだけではなくて、農業主たちの姿に我々人間の強欲さを見る気分になるから。人間ってイヤですねぇ。
 そして遂には農場主たちは、Mr.FOXの甥っ子を人質にしてMr.FOXをおびき出そうとする。
 それに対してMr.FOXと家族や仲間たちは一致団結、農場主たちとの戦いに挑む。
 でも結局、人間たちは彼らに裏をかかれ続けてしまうのだった。

 登場するパペットが可愛くて、そしてとても表情豊か。意地悪な農業主たちの悪そうな人相も含めて(笑)良く出来ているなぁと思いました。ストップモーションアニメなので、当然昨今のCGアニメのようななめらかさはないんです。けれどもあのぎこちない動きに味わいがあり、可笑しさや愛しさがある。
 いちばんカワイイと思ったのは、動物たちの「目」の表情。ユーモラスで味わい深いです。この愛らしさ温かさは、キレイすぎるCGや3Dでは出せないんじゃないかな。
 作り込まれた豪華なセットも、パペットアニメーションならではの手作り感に溢れていて、それがレトロな雰囲気を上手く引き立てています。本作では青や緑といった寒色ではなく、赤やオレンジ、ベージュといった秋色を多く使っているとのことで、そう言われてみればその色合いが、あのレトロで何処か懐かしい感じになっていたんですね。あと、音楽もいい感じ。
 正直、アメリカでこんなかわいい映画が作られただなんでちょっと信じられません(笑・イギリスとの共同制作ですけれど)。
 声の出演も豪華でいいです。特に、メリル・ストリープがよいです。

 CG全盛期のこのご時世に、懐かしさと共に不思議と新鮮な印象を与えてくれる映画でした。
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ジャンル:映画

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夜長姫

Author:夜長姫
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本や映画や音楽の感想を新旧問わずマイペースに書いています。
ジャンルは何でもござれですが、微妙な偏りがあるみたいでそれに流されがち。好みの合う方がいらっしゃれば大歓迎です。
本、というか文芸は物語のしっかりしたものよりは、迷宮に迷わせてくれるような作品が好み。映画は劇場鑑賞派です。
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※たいして頭の良くない人間が無い知恵絞って書いております。無断転用等はご容赦くださいね。

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